介護支援ボランティア 木村 和子さん
「ちょっと手伝って!」と気軽に言ってもらえるのが嬉しい
掲載日:2017年11月29日
2015年6月号 くらし今ひと

介護支援ボランティア 木村 和子さん

 

あらまし

  • 稲城市のデイサービスで介護支援ボランティアとして活動をしている木村和子さんにお話をうかがいました。

 

介護支援ボランティアをやってみようと思ったのは、市の広報紙を見てからです。制度開始当初から活動をはじめ、もう7年目になります。毎年更新する介護支援ボランティア手帳も沢山たまってきました。昨年は2冊の手帳に167個のスタンプがたまりました。

介護支援ボランティアを始める前は、ファミリーサポートのサポート会員を2年位やっていました。保育園に通っている子どもさんの送迎や、病後の小学生を預かったこともあります。ちょうど孫の子守りが忙しい時期と重なり辞めてしまいました。その後、時間ができたころに、この制度を知って今度は介護に関わるボランティアをやってみようと思いました。

今から資格を取ろうというところまで気持ちがいかなかったのですが、介護の現場で状況を見てみたいという気持ちがありました。明日は我が身という想いもありました。

 

仕事は職員さんのサポート

今は週に3~4回10時から16時の間の都合の良い時間に、市内のデイサービスセンターで活動しています。活動するともらえるスタンプは1日2スタンプ(2時間程度)が上限ですが、私の場合、スタンプを集めることが目的ではないので、職員さんの忙しい時間を中心に自分のペースで活動しています。利用者さんへのお茶出し、昼食の配膳・下膳、喫茶の準備などを行います。喫茶は昼食後に利用者さんが利用するのですが、コーヒーを豆から挽いたり本格的です。

 

 

 

雰囲気づくりも私の役目

利用者さんは、塗り絵や色々な手作業をすることもあります。「えーっ、また塗り絵?」なんておっしゃる利用者さんもいらっしゃいます。私は、作業をしている利用者さんの近くをまわりながら「きれいね」「すてき!」と皆さんが楽しく作業できるようにしています。職員さんは全体を見なければならないので、私の役目は雰囲気をつくることかなと思っています。

 

コミュニケーションが楽しい

私が活動しているのは利用者定員が25名、職員の皆さんは看護師をいれて1日5人位の小規模なデイサービスです。こじんまりしているのもあって居心地がとても良いです。

資格を持っているわけではないので、ヘルパーさんがするようなことはしてはいけません。一線を越えてはいけないというのは肝に銘じています。必ず指示に従って動きます。介助が必要な利用者さんが立ち上がろうとしたときには、私が支えるのではなくて、職員さんに「○○さんが立ち上がられます」と伝えるようにしています。

体力と気力が続く限り活動は続けたいと思っています。「来ないでって言われるまで来ます」と冗談で言っています。そのくらい本当に居心地が良いのです。職員の方々は明るく、楽しく、チームワークもいいです。フレンドリーに接して下さるのでコミュニケーションをとることが楽しいです。「木村さん、ちょっと手伝って!」と気軽に言ってもらえるのが一番嬉しいです。今後は、ゆっくり利用者さんの話し相手をする時間ができたらいいなと思います。

 

介護支援ボランティア手帳

活動をすると手帳にスタンプがもらえる。

集めたスタンプは評価ポイントに変え、ポイントに応じて交付金が得られる。交付金の上限は5千円(50スタンプ)

取材先
名称
介護支援ボランティア 木村 和子さん
概要
稲城市「介護支援ボランティア」事業
平成19年に全国初の試みとして事業を開始。市内の65歳以上の高齢者による、福祉施設での活動を対象とした介護予防事業の1つ。現在までの登録者の総計は646名。平成26年度新規登録者は49名。70代前半の方が多く活動している。詳しくは稲城市社会福祉協議会まで。
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