JDF被災地障がい者支援センターふくしま
多様な人たちや団体が緩やかにつながる場を創設
掲載日:2017年12月12日
ブックレット番号:2 事例番号:22
福島県郡山市/平成25年3月現在

 

関係機関とのネットワークと情報発信

センターの取組みは、様々な団体のつながりによって広がっています。これまで違う活動を行っていた障がい者団体やそれ以外の団体の方が手を組み、協働して取り組んできました。

 

こうした中、いま、センターでは、これまで行ってきた取組みを積極的に発信していくことに力を注いでいます。国内だけでなく、韓国やハワイでの講演も行っています。伝えていくことで、次なる被災地となる地域のリスクマネジメントとして役立てることができます。

 

また、センターでは平成24年6月から毎月、「ひまわり新聞」を出しています。これは、福島県内の障がい者の自立と就労を取り上げ、社会に広くPRしていくもので、例えば、作業所の紹介やイベント情報の紹介などを行っています。

富永さんは「まだまだ簡単にかたづく問題ではないが、このつながりを大事に、活動を続けていきたい」と話します。白石さんは「広域でネットワークを組むことができた。以前から福島県では浜通り、中通り、会津の地域で連絡が取り合えており、それをベースにセンターが出来上がっていった。これからも各地域にどんどん顔を出していく。みんな、つながりふくしま、で取り組んでいきたい」と話します。

 

取材先
名称
JDF被災地障がい者支援センターふくしま
概要
NPO法人しんせい
http://shinsei28.org/


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