(社福)東京都社会福祉協議会
平成30年度東京都災害福祉広域支援ネットワーク 連携訓練を開催しました
掲載日:2018年12月8日
2018年12月号 東社協発

 

11月20日(火)に、東社協種別部会、都内職能団体、区市町村行政、区市町村社協など、計37団体71名参加のもと、平成30年度東京都災害福祉広域支援ネットワークによる連携訓練を開催しました。

 

本ネットワークは、東京都内で大規模災害が発生した際に、福祉施設や福祉避難所等へ福祉専門職の応援派遣により被災者支援を行うことを目的に、平時から連携訓練等を通じてしくみの理解や各団体における発災時対応における課題整理等を行っています。

 

29年度に引き続き実施した今回の訓練では、まず27年に発生した「関東・東北豪雨」災害における福祉施設の水害被害の経緯とその対応について、(社福)築水会  特別養護老人ホーム築水苑の長尾智恵子前施設長から、また、東社協知的発達障害部会における東日本大震災以降の被災地支援活動について、岩田雅利災害対策委員会委員長からそれぞれ報告いただきました。

 

午後からは、グループに分かれて2つのプログラムを行いました。プログラム1では、福祉施設や福祉避難所における災害時の課題、施設職員や外部の応援派遣職員等の役割や業務内容等について整理しました。プログラム2では、地震の発災を想定し、東社協種別部会、都内職能団体、区市町村行政、区市町村社協の各団体が、福祉専門職の応援派遣を行う、受入れる等の場合において、どのような役割や課題があるのか話合いを行いました。

 

今回の訓練を通じて、福祉施設が被災した場合の実情と備えるべき課題を学ぶとともに、都内での本ネットワークの取組みを推進するうえで、さまざまな団体の取組み状況や方針の共有、今後に向けた課題理解、顔の見えるつながりをつくる機会となりました。

 

長尾智恵子さん

 

岩田雅利さん

取材先
名称
(社福)東京都社会福祉協議会
概要
(社福)東京都社会福祉協議会
https://www.tcsw.tvac.or.jp/
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