NPO 法人イコールネット仙台
震災で改めて顕在化した防災に必要な女性の視点
掲載日:2017年12月13日
ブックレット番号:4 事例番号:43
宮城県仙台市/平成27年3月現在

 

ポイント

  • (1)避難所は、男女の役割が固定されていたり、設備面でも女性の視点が不足している実態がある。
  • (2)保育所やデイサービスの休止により、育児や介護を担っていた女性の負担が大きくなる。
  • (3)復興や防災においては、地域をよく知る女性の視点が重要で、女性の主体的な参画が必要だ。

 

あらまし

  • NPO法人イコールネット仙台は、男女平等という同じ目標に向かってつながりを作って協働しようと設立されました。震災直後からせんだい男女共同参画財団が立ち上げた避難所での洗濯代行ボランティアに参加しました。避難所における女性の二―ズを堀り起こして支援につなげようという目的です。各地の避難所の訪問や仮設住宅で被災女性の語り合いサロンの開設など、被災者と直接顔をあわせ、その本音と向き合う活動を地道に続けました。ところが、避難所の運営は、男女の役割が固定されている様子を多くに目にしました。「災害復興について、女性が主体的に関わることの難しさを肌で感じた。私たちの今までの男女共同参画の取組みはなんだったのだろうと衝撃を受けた」と、代表理事の宗片恵美子さんは話します。女性視点を取り入れた防災の取組みや避難所の運営が必要です。「困難を抱えた者の視点」を持つ彼女たちが主体的に防災復興に取組むことは、支援を必要とする多くの人々の助けになります。
    平成25年度からは「女性のための防災リーダー養成講座」を開講しました。地域の防災リーダーを育てる仕組みです。災害が起こったとき、避難所にはどんな人が来て、どんな支援が必要になるのか。支援が必要になる人と実際に顔を合わせ、一緒に考えることで、地域全体で防災に取組むきっかけづくりになっています

 

取材先
名称
NPO 法人イコールネット仙台
概要
https://equal-net.jimdo.com/
タグ
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