東社協保育士会
子どもたちのために保育士ができることは?
掲載日:2017年12月15日
ブックレット番号:1 事例番号:9
岩手県山田市、大槌町/平成24年3月現在

 

ポイント

  • (1)災害発生後、被災地の子どもに想いを馳せ、支援の要請を待つのではなく、被災地へニーズを探しに行った。
  • (2)災害に伴う子どものストレスに対して、できるだけ会話を多くする支援を行った。
  • (3)応援職員として、現地でも後方支援に徹した。同職種だから指示を受けなくともわかる業務がある。

 

あらまし

  • 東日本大震災では、東社協保育士会は、岩手県の保育所に保育士の派遣することで被災地を支援しました。震災後、義援金以外の支援ができないかとの想いから現地に足を運びました。保育所が避難所となったり、再開した園でも保育士も被災しており支援がままならない状況でした。そこで、現地で支援活動している日本ユニセフ協会と業務委託契約を結び、保育士の派遣を始めました。そこには、こどもたちが安心し、元気に向き合える支援をしてほしいとの願いがあったからです。被災地の保育所では、子どもや親の細部の様子に気を配りながらも、コミュニケ―ションを取り合いました。なかには、子どもらしくない表情がみられたり、ストレスやショックで立ち直るのに4~5か月かかった子どももいました。また、できるだけ会話を多くするような努力が現地で取組みまれていました。被災地を支えるには、「現場に立って考える」「現地に身を置く」ことが大切です。「東京の保育を持ち込まないように」を徹底し、現地保育士ができるだけ子どもたちや保護者に向き合えるよう、後方支援に回ることで被災地を支える活動を行いました。大変な状況の中、指示を受けずとも何が手薄かわかるのは、やはり同じ保育士ならではでした。

 

取材先
名称
東社協保育士会
概要
東社協保育士会
URL:https://hoikushikai1.jimdo.com/
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