(社福)みどりの町
目の前のことを解決することが精一杯な状況でも日常をとり戻すまでの道のり
掲載日:2019年1月10日
広島県三原市/ 平成30年12月現在
左から(社福)みどりの町 とよの郷所長 岡田文江さん、 理事長 岡田雄幸さん、 みどりの町グループホーム所長 森永高治さん

左から(社福)みどりの町 とよの郷所長 岡田文江さん、理事長 岡田雄幸さん、みどりの町グループホーム所長 森永高治さん

 

(社福)みどりの町は、広島県三原市を中心に指定障害者支援施設や障害福祉サービス事業所、グループホーム等を複数運営しています。平成30年7月豪雨では同市本郷町にある通所施設の「とよの郷」が浸水被害にあったほか、道路の寸断や公共交通機関の不通、断水などの影響により、事業所の利用者やグループホーム入居者の生活に多大な影響が出ました。三原市では死者8名、浸水害による住家被害1,424棟、土砂災害による住家被害194棟、道路被害1,114箇所などの被害が発生しています。特に本郷町を中心とする地域では東広島市と三原市を流れる沼田川の氾濫により、広範囲に渡って浸水し海のような状況になりました。

 

「地震は時に起こるけど、雨でこんなに被害を受けるなんて思ってもいなかった」。そう話すみどりの町理事長の岡田雄幸さんの元へ、平成30年7月6日夕方に三原市長から「警報が発令されているので十分警戒するように」と連絡がありました。夕方から避難するのは難しいので、夜は警戒しながら過ごそうと思っていました。激しい雨が降り続き、法人事務所がある大和地区の入所施設では裏山から滝のように水が流れてきました。一部建物内への浸水があったため、すぐにバケツで水をくみ出しましたが、それでもまだ危機感は薄かったといいます。

 

取材先
名称
(社福)みどりの町
概要
(社福)みどりの町
https://www.midorinomachi.or.jp/
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