杉並区在宅医療・生活支援センター地域ささえあい連携推進担当 (社福)杉並区社会福祉協議会
社会福祉協議会の強みを生かし、地域福祉コーディネーターが「相談支援」「参加支援」「地域づくり支援」を一体的に実施ー杉並区における重層的支援体制整備事業の取組み
掲載日:2025年1月30日

 

Ⅰ 杉並区社会福祉協議会が受託している杉並区の事業

1 地域包括支援センター(ケア24)の運営

  杉並区は、23区の西部に位置し、面積は34.06㎢、23区中8番目の広さです。区の北部に西武新宿線、中央部にJR中央線と東京メトロ丸ノ内線、南部に京王井の頭線が東西に走り、南北に主要幹線道路である環状七号線と環状八号線が通っています。

また、都心に近い住宅都市として、住居系の用途地域が約85%を占め、人口は約57万人となっています。

  杉並区では、区内に7つの日常生活圏域を設定し、各圏域に2~3か所の地域包括支援センター(以下、ケア24)を設置しています。

 このうち、杉並区社会福祉協議会では、ケア24の運営を3か所受託しています。また、生活支援体制整備事業における第1層生活支援コーディネーターとして、杉並区社会福祉協議会の職員が各ケア24に配置されている第2層生活支援コーディネーターの活動を支援しています。

 

2 生活自立支援窓口(くらしのサポートステーション)の運営

  杉並区社会福祉協議会では、区が生活困窮者自立支援法に基づいて設置している生活自立支援窓口(以下、くらしのサポートステーション)の運営を受託しています。

 くらしのサポートステーションでは、経済的な困りごとのほか、生活上の様々な不安や課題を抱えた方からの相談に対して、専門の相談員が相談者に寄り添いながら、他の専門機関と連携して、自立に向けた支援を行っています。

 来所での相談が難しい場合は、自宅へ訪問するなど、アウトリーチにも積極的に取り組むとともに、家計の見直しが必要な場合は、家計の状況と問題を明らかにし、自ら管理できるよう支援を進めています。

 そのほか、離職により住居を失った、又は失う恐れの高い方に、住居確保給付金を一定期間支給し、就労に向けた支援を行っています。

         

 

 

 

取材先
名称
杉並区在宅医療・生活支援センター地域ささえあい連携推進担当 (社福)杉並区社会福祉協議会
概要
https://www.city.suginami.tokyo.jp/
https://www.sugisyakyo.com/
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