杉並区在宅医療・生活支援センター地域ささえあい連携推進担当 (社福)杉並区社会福祉協議会
社会福祉協議会の強みを生かし、地域福祉コーディネーターが「相談支援」「参加支援」「地域づくり支援」を一体的に実施ー杉並区における重層的支援体制整備事業の取組み
掲載日:2025年1月30日

3 地域支え合いの仕組みづくり事業の実施

  杉並区では、住民自らが地域の生活課題を把握し、解決を図る試みができるようにするため、令和元(2019)年から「地域支え合いの仕組みづくり事業」を実施しています。

 同事業を受託している杉並区社会福祉協議会では、地域福祉コーディネーターを配置し、住民のどこに相談して良いか分からない困りごとや悩みについて分野を問わず受け止め、地域活動や関係機関につなぐとともに、住民等と一緒に課題解決に取り組むなど、地域における支え合いの仕組みづくりを行っています。住民の困りごとや悩みの把握に当たっては、集会施設やケア24を始め、きずなサロン*1や町会など地域活動の場へ積極的にアウトリーチするようにしています。

 令和6(2024)年度現在、区内7つの日常生活圏域のうち、3地域に地域福祉コーディネーターを配置しており、将来的には区内全域へ配置していく予定となっています。

 

 

 

*1 きずなサロン

  • 文化・教養的なテーマなどの講座や交流プログラム、親子連れを対象とした子育てサロンなど、地域の身近な集いの場として、区内の約50か所でボランティアにより運営されています。地域での孤立を防ぎ、見守りや助け合いの関係づくりのきっかけの場となるよう、杉並区社会福祉協議会の主要な事業の一つとして、サロンの立ち上げの相談や継続的な活動の支援をしています。
  • https://www.sugisyakyo.com/suishin/kizuna.html

 

取材先
名称
杉並区在宅医療・生活支援センター地域ささえあい連携推進担当 (社福)杉並区社会福祉協議会
概要
https://www.city.suginami.tokyo.jp/
https://www.sugisyakyo.com/
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